エドモントサウルス Edmontosaurus

名前の由来

エドモントン(地名)のトカゲ

科名

ハドロサウルス科

分類

双弓亜綱、鳥盤類、鳥脚類

生息地(発見地)

アメリカ、カナダ

時代

約7300万〜6600万年前(白亜紀後期)

全長

約13m

体重

約3トン

食性

植物食

解説

トサカをもたないカモノハシ竜の仲間です。

頭骨は長さ1mを超え、縦に長い菱形の歯が720本以上も備わっていました。
歯は3〜4列に並び、咀嚼によって噛み合わせの面が擦り減っていきましたが、常に新しい歯が出てきて置き換わりました。
このように特殊な歯並びは「デンタル・バッテリ ー」とよばれます。
恐竜の歯は生涯生え変わりましたが、カモノハシ竜の場合、総数は1万本を超えたと言われています。

エドモントサウルスの口の奥に並んだ歯の1本1本は小さいものでしたが、がっしり組み合わさって「おろし金」のような働きをしていました。

また、幅広い口先を覆う硬い角質のさやは、植物の葉を摘み取ることに役立ちました。

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