プシッタコサウルス Psittacosaurus

名前の由来

オウムトカゲ

科名

プシッタコサウルス科

分類

爬虫綱、鳥盤類、周飾頭類

生息地(発見地)

中国、モンゴル、タイ

時代

約1億3000万~9960万年前(白亜紀前期)

全長

約2m

体重

30〜100kg

食性

植物食

解説

小型の角竜類です。

多くの角竜と違い、二足でも四足でも歩くことができました。

プシッタコサウルスの成体と幼体の化石

有名な中国遼寧省の熱河層群で発見されたある成体は、34体の幼体をかばうような姿勢で化石になっていました。
これは、子どもの世話をする恐竜が存在した確実な証拠です。

子どもの世話をするプシッタコサウルス

子どもの世話をするプシッタコサウルス

また、成体の大きさからして、これほど大量の卵を一度に産むのは困難なことから、ペンギンのように集団保育を行っていた可能性が高いと考えられています。

別の化石では、尾の背面にヤマアラシの針のような中空のトゲが並んでいましたが、使い道はわかっていません。

尾の背面にヤマアラシの針のようなトゲが並んでいた

尾の背面にヤマアラシの針のようなトゲが並んでいた

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