カマラサウルス Camarasaurus

名前の由来

小さな部屋のあるトカゲ

科名

カマラサウルス科

分類

双弓亜綱、竜盤類、竜脚形類

生息地(発見地)

アメリカ

時代

約1億5500万〜1億4500万年前(ジュラ紀後期)

全長

約18〜20m

体重

約20~30トン

食性

植物食

解説

ジュラ紀後期のアメリカ西部で繁栄していた竜脚形類です。
この時代の竜脚形類としては最も多くの化石が知られており、オスとメスのほか、幼体から成体まですべての成長段階の全身骨格が見つかっています。

カマラサウルスは、おそらく群れで行動したと考えられています。

カマラサウルスはおそらく群れで行動していた

カマラサウルスはおそらく群れで行動していた

歯は長さ16cmに達し、硬い繊維質の葉を高い木の枝からはぎ取ることに適していました。

硬い繊維質の葉を高い木の枝からはぎ取っていた

硬い繊維質の葉を高い木の枝からはぎ取っていた

カマラサウルスの歯はスプーンに似た形でした。
鋭かったが咀嚼はできず、歯を摘み取ったり、枝からむしり取った後は、丸飲みしていました。

ふくらんだ鼻の内部には大きな空洞があり、嗅覚を高める役割があったと考えられています。

鼻の内部には大きな空洞があった

鼻の内部には大きな空洞があった

この恐竜を見た人は
こんな恐竜も見ています
ティラノサウルス