スキピオニクス Scipionyx

名前の由来

スキピオ(古生物学者の名)の爪

科名

コンプソグナトゥス科

分類

双弓亜綱、竜盤類、獣脚類

生息地(発見地)

イタリア

時代

約1億1300万年前(白亜紀前期)

全長

成体は推定約2m

体重

約25〜30kg

食性

肉食

解説

発見された化石は全長30cmにも満たず、未知の、より大きな獣脚類の幼体だと考えられています。

スキピオニクスは最も保存状態のよい恐竜化石のひとつです。
化石がきめ細かい石灰岩の層に含まれていたうえ、死体が干潟のような低酸素状態の環境に埋まったため腐敗を防げたのだと考えられています。
化石には、腸や肝臓、筋肉など、通常は化石として残りにくい、やわらかい組織まで残っていました。

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