ガーゴイレオサウルス Gargoyleosaurus

名前の由来

ガーゴイル(怪物の名)のトカゲ

科名

ノドサウルス科

分類

双弓亜綱、鳥盤類、装盾類

生息地(発見地)

アメリカ

時代

ジュラ紀後期

全長

約3m

体重

約1トン

食性

植物食

解説

鎧竜類が繁栄したのは白亜紀ですが、ジュラ紀の鎧竜も今のところ2種類見つかっています。
ガーゴイレオサウルスはそのひとつです。

多くの鎧竜はクチバシの部分に歯が無いのに対し、この恐竜の上下のクチバシには左右7本ずつ歯がありました。

上下のクチバシには左右7本ずつ歯があった

上下のクチバシには左右7本ずつ歯があった

頭部から尾にかけて骨質の鎧をまとっており、特に体側には太く鋭いトゲが並んでいました。
これらは他の鎧竜とは異なり、内部の空洞化が進んでいました。

体には太く鋭いトゲが並んでいた

体には太く鋭いトゲが並んでいた

また、腰の周囲は小さな粒状の骨が密集して、1枚の大きな装甲で覆われていました。
こうした重武装の姿は、現在オーストラリアの砂漠にすむモロクトカゲが巨大化したようでもあります。

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