コリトサウルス Corythosaurus

名前の由来

ヘルメットのトカゲ

科名

ハドロサウルス科

分類

双弓亜綱、鳥盤類、鳥脚類

生息地(発見地)

カナダ

時代

約7700万〜7570万年前(白亜紀後期)

全長

約10m

体重

約4~5トン

食性

植物食

解説

カモノハシ竜の中でも有名な恐竜です。

古代ギリシャ人のヘルメットのようなトサカが特徴です。
トサカは硬く、中空になっており、管状の仕切りが鼻の穴まで続いていました。
これは、嗅覚を高めたり、肺に取りこむ空気に湿り気を与えたりしていたと思われます。
また、吠え声を共鳴させるための重要な器官でもありました。
たしかに、この恐竜のトサカの形は管楽器のフレンチホルンによく似ています。

特徴的なトサカ

特徴的なトサカ

トサカの前半部は鼻骨が伸びてできています。
特に高く盛り上がったトサカは成体のオスのもので、これでメスの気を引いたり、他のオスを威圧していたと考えられています。

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