フタロンコサウルス Futalongkosaurus

名前の由来

巨大な族長トカゲ

科名

ティタノサウルス科

分類

双弓亜綱、竜盤類、竜脚形類

生息地(発見地)

アルゼンチン

時代

約8700万年前(白亜紀後期)

全長

約33m

体重

約30トン

食性

植物食

解説

フタロンコサウルスは、最後に現れた竜脚形類のグループであるティタノサウルス類に属します。

高い木の葉を食べるために首は長く、幅広くずんぐりとした胴体でつり合いを取っていました。
ただし幼体は首が短すぎ、枝まで口が届きませんでした。
生まれて1年くらいまでは、やぶの中で丈の低い植物を食べていたと考えられています。

真の巨人

フタロンコサウルスより大きいといわれる竜脚形類には、推定全長50mと見積もられたアンフィコエリアスや、推定全長44mのブルハスカヨサウルス、35mのアルゼンチノサウルスなどが知られています。
しかし、これらの発見された化石は部分的で、復元の基本になる全身骨格はそろっていません。
骨格がよく保存されたものの中では、フタロンコサウルスこそが「最大」の名にふさわしいのです。

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