ギガノトサウルス Giganotosaurus

名前の由来

巨大な南のトカゲ

科名

カルカロドントサウルス科

分類

双弓亜綱、竜盤類、獣脚類

生息地(発見地)

アルゼンチン

時代

9600万年前(白亜紀後期)

全長

約13m

体重

約6~8トン

食性

肉食

解説

最も巨大な肉食恐竜のひとつであり、頭骨は長さ1.5mに達します。

この恐竜はティラノサウルスやスピノサウルス、近縁のカルカロドントサウルスらと、獣脚類の大きさ比べで王座を争っています。
ただし、全長の見積もりは研究者によって異なり、真の1位の決定にはまだ至っていません。

ちなみに、 かつていくつかの竜脚形類が「ギガントサウルス」という名で呼ばれていたことがあり、まぎらわしいので注意が必要です。

巨大なハンター

ギガノトサウルスは、南アメリカの巨大な竜脚形類と同じ時代、同じ場所で暮らしていました。
その地域では、大人の竜脚形類を倒せる数少ない獣脚類だったかもしれません。

最近、ギガノトサウルスにごく近縁な大型獣脚類の骨格が、少なくとも7体分まとめて発見されました。
このことは、これら南アメリカの大型獣脚類は、少数の集団をつくって行動し、共同で狩りを行っていた可能性があることを示しています。

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