トゥリアサウルス Turiasaurus

名前の由来

テルエル(地名)のトカゲ

分類

双弓亜綱、竜盤類、竜脚形類

生息地(発見地)

スペイン

時代

ジュラ紀後期

全長

約30〜37m

体重

約40〜48トン

食性

植物食

解説

ジュラ紀の最末期、白亜紀との境界付近の地層から発見された竜脚類です。

上腕骨は約1.8m、足の爪は長さ約30cmにも達しており、ヨーロッパで発見された恐竜化石としては最大級です。

骨のいくつかの特徴から、同じ竜脚類の中でもディプロドクスやブラキオサウルスなどとは系統の異なる、これまで知られていなかった新しいグループに属すると考えられています。
どうやら、原始的な竜脚類の一部が独自に大型化への道を歩み、トゥリアサウルスに進化を遂げたようです。

ゾウ7頭分の巨体

トゥリアサウルスの体重は40〜48トンと推定され、少なく見積もってもゾウ7頭分はあったと考えられています。
ヨーロッパで発見された恐竜としては最大級といえますが、それでも南北アメリカやアフリカで見つかった巨大竜脚類たちにはおよびません。

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