ウナイサウルス Unaysaurus

名前の由来

ウナイ(黒い水を意味する)のトカゲ

科名

プラテオサウルス科

分類

双弓亜綱、竜盤類、竜脚形類

生息地(発見地)

ブラジル

時代

約2億2500万〜2億年前(三畳紀後期)

全長

約2.5m

体重

約70kg

食性

植物食

解説

体重70kgほどの小型の古竜脚類です。
世界最古の恐竜のひとつにも数えられています。

この恐竜はブラジルで発見されましたが、系統的にはヨーロッパで発見されたプラテオサウルスに近縁です。

当時はすべての大陸がパンゲアとよばれるひとつの巨大な陸塊となっていました。
したがってウナイサウルスか、それに近い恐竜がブラジルからヨーロッパまで歩いて移動し、大型化してプラテオサウルスに進化したのかもしれません。

古さのわりに保存状態が良い

ウナイサウルスはとても古い恐竜で、化石は三畳紀後期でも特に下のほうの地層から発見されています。
その化石は不完全でしたが、この恐竜がこれまで知られていなかった種類であることは十分に証明できました。

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