プロトケラトプス Protoceratops

名前の由来

最初の角のある顔

科名

プロトケラトプス科

分類

双弓亜綱、鳥盤類、周飾頭類

生息地(発見地)

中国、モンゴル

時代

約8300万~7000万年前(白亜紀後期)

全長

約3m

体重

約230kg

食性

植物食

解説

プロトケラトプスには角がありませんでしたが、後頭部から首にかけてえり飾りが発達していました。

植物の葉や実をオウムに似たクチバシで摘み取り、下あごを前後にスライドさせ、口の奥にあるハサミのような歯で細かく切り刻みました。

このアジアの角竜は、ふ化直後の赤ん坊から大人までの多くの骨格と、100を超える完全な頭骨が知られています。
これらは全てゴビ砂漠で発見されました。
なかでも有名なのは、獣脚類ヴェロキラプトルとの「闘争化石」です。
プロトケラトプスは、ヴェロキラプトルの右手をくわえこんだまま化石になっていました。
闘っている最中に、突発的な砂嵐に見舞われて死んだのかもしれません。

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